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お米作りの一年

今年度取り組んだバケツ稲づくりを振り返りました。

長い時間をかけてお米作りを行った事で食べ物の大切さを感じてくれたのではないかと思います。

 

5月25日 稲もみを水につけました

「そーっと入れないとあかんで。大切なお米やから…。」

5月31日 早くも目が出てきました。

「すごーい、もう芽が出てるでー!」

平たいバットに薄く土を敷いて植えていきました

6月2日 もう土から目が出てきました。

「先生、もう芽が出てる!お米ってすごいなあ!」

6月8日 お米が育っていく間に土づくり お米を育てる『黒土』を用意して大きな塊をのぞいていきます。

「もっと土いるの?」「なかなか終われへんわ。」と大変でした。

6月21日 稲が成長してきていよいよ田植えです。

「この土手が真っ黒になるなあ。」「そーっと植えていこうな。」

ここから水の量を毎日見て多くなり過ぎないように…、からからにならないように…

「先生、大変やお米の水がなくなってきてる!」「水やり当番入れにいくでー!」

8月16日 大きく育った稲の先に小さな粒ができているのを見つけました。

「お米できてるでー!」

10月8日 稲刈り 小麦色に育ったお米を収穫しました。

「すごい!お米いっぱいできたなー!」

刈り取った稲は少しの間干しておきます

10月18日 脱穀 わらに付いたお米の粒を取っていきます

「えーこれ全部手で取るの大変やん!」「すごーい、牛乳パックでとれるんや。」

すり鉢と軟式野球ボールでもみ殻を取っていきます

11月2日 お米を洗って給食室で炊いてもらい、少しずつ食べました。

「なんか茶色いな~。」「しょうゆかかってるんちゃう?」

「ちょっとだけ固いけど、めっちゃ美味しい!!」

バケツ7つで作ったお米作り、出来上がったのは一人一口のご飯でした。

そのご飯をそーっと口に入れて味わう子どもたち「めっちゃ美味しい!」の声がたくさん聞かれました。

玄米ご飯のようで少し固さもありましたが、自分たちで育てたお米の味は格別だったようです。

お米一粒を作る事にもとても時間がかかり、たくさんの苦労がある事を体験できて良かったと思います。

これからも食事の大切さ、作ってくれる人への感謝を忘れずにしっかりと味わって食べていけるようにしたいと思います。